腸と脳内物質

腸は第二の脳と呼ばれている。腸がセロトニンやドーパミンという脳内物質を作り出している。

セロトニンは別名「幸せホルモン」、ドーパミンは「やる気ホルモン」と言われている。

アルコールと前頭葉

アルコール依存患者の脳は、前頭葉が萎縮している。前頭葉は思考や理性などを司るため、本来は「酒を飲みたいという欲求を抑制する働きがある。しかし、アルコール依存症患者の脳では、前頭葉の細胞の一部が破壊されているため、欲求を抑制できなくなっている。

 

ムンクの叫び

ノルウェーの画家、エドヴァルド・ムンクの代表作は「叫び」。耳をふさいでいる男性はムンクだといわれ、「自然を貫く大きな叫び声が果てしなく聞こえた」と本人も記している。

ムンクは統合失調症を発症したとされており、この絵を描いた10年後、明らかな精神異常をきたし療養生活を送るようになった。

情動の中枢

大脳辺緑系の中でも情動に深く関わっているのが扁桃体。扁桃体は情動の中枢と呼ばれ、感情の源となる。「快・不快」や「怖い・怖くない」などを判断している。

記憶の中枢である海馬とも関係が深く、判断には過去の記憶なども参考にしている。

 

脳の細胞

脳の細胞には、大きくニューロンと呼ばれる神経細胞とグリア細胞の2種類がある。

神経細胞の数は、大脳で数百億個、小脳で800億個以上あり、あわせて千億個にのぼる。膨大な数の神経細胞が繋がり合い、脳の中で一大ネットワークを形成している。

また、細胞の寿命は長くても10年ほどだが、神経細胞は100年以上の寿命を持つと言われる。